『旧約聖書』の創世記(3章7節)に「エデンの園で禁断の果実を食べたアダムとイヴは、自分たちが裸であることに気づいて、いちじくの葉で作った腰ミノを身につけた」と記されています。
その頃から、いちじくは愛されていたのですね。しかし、さすがに、いちじくの葉っぱは大きいですね。葉っぱで腰ミノができるくらいですもんね。
いちじくの名前の由来
いちじくは、「無花果」という感じですね。漢字の通り、花を咲かせずに実をつけるように見えるので、このような名前がつきました。
ただ、実際には花をつけるんですよね。花はあるけれども、花が実の中に隠れて咲くという変わった仕組みになっているので、外からは見えないという仕組みですね。
いちじくの世界の生産量
いちじくって、日本のものと言うイメージより、中東あたりなのかなあ・・・ってイメージがあります。世界で一番いちじくの生産量が多いのはどこでしょうか?
ランキングを確認すると・・・ 1位からトルコ、エジプト、アルジェリアなんですね。
そして、日本は?・・・と確認すると、13位です! 2016年のデータですね。
日本のいちじく
そして日本のいちじくはどこで作られているのでしょうか? 寒からず、暑からずのところで作られているイメージでした。
1位は・・・やはり、愛知県です!
出典: イチジク(無花果)の産地ランキング 2013年(果物ナビ)
愛知のいちじく
愛知県産いちじくの栽培面積は 142 ヘクタール、出荷量は 2,233 トンで、栽培面積、出荷量ともに全国第1位です。(平成23年)
主に関東地域や中京地域に出荷され、市場において確固たる地位を築いています。 安城市、碧南市を中心とした西三河地域や、常滑市を中心とした知多地域などで盛んに栽培されているほか、県内の各地域で栽培されています。
いちじくの栽培面積1位は愛知!
いちじくの出荷量1位は愛知!
いちじくの産出額1位は愛知!
ということで、日本のいちじくどころの、愛知県ですが、愛知県の中ではどこで生産されているのでしょうか?
もしかして、岡崎・・・・・ではなかったです。残念。安城市、碧南市、常滑市の順番ですね。
愛知県のいちじくの品種
75%は、「桝井ドーフィン」が生産されています。 アメリカから導入されて、全国的ないちじくの主力品種です。なお、収穫時期は、8月中旬から10 月下旬です。
それ以外にも、サマーレッドも生産されています。碧南市で発見された桝井ドーフィンの枝変わりなんですね。。平成5年に品種登録され、果実の赤味が強く、光沢があります。収穫時期は、同じく、8月上旬から10 月下旬になります。
いちじくの和菓子
いちじくの和菓子ってどんなのがあるのでしょうか?
いちじく和菓子本舗さんなんてのがあるんですね。いちじくモナカに大福。
食べログだと、羊羹とかもありますね。
なお岡崎のいちじくを使ったどら焼きは小野玉川堂さんから販売されています。